SABA企画とは
S・・貞子、Stage
A・・愛子、Actor
B・・BOOK,Bibliobibuli(ビブリオビブリ)溺れるほど本が好きな人
A・・Animare (アニマーレ)生命を吹き込む、盛り上げる。
俳優が劇場ではなく、書店で作品を演じることによって作家さん、書店さんを応援する企画です。演劇にあまり馴染みのない人にも気軽に演劇を楽しんでもらい、そして本を読むことに興味がある方にさらに広く知ってもらえたら嬉しく思います。
本屋やカフェなど、気軽に立ち寄ることのできる空間での上演を主とし、今後は作家さんの住まわれてる場所での開催も行っていきます。
8/9(土)17:00~@湘南天狼院にて、第3回公演を行います!
新江ノ島水族館の目の前にあります、「湘南天狼院」にて、朗読公演を行うことが決定いたしました!
当日朗読する作品は『時帰りの神様』(著:成田名璃子・双葉文庫)です。
◼️あらすじ
本当に「あの日」に戻ることができたなら。そんな切実な思いが叶えられる――それが鎌倉一条神社。
参拝客も少なく、イケメンの宮司と美人巫女の兄妹が切り盛りするさびれかけた貧乏神社だけれど、奥の竹林から「時帰り」への道が開かれるらしい。
時帰りを許された人たちが抱えている過去の後悔はざまざまで……高校生の時の告白を取り消したい、別れっきりの友だちと約束通り祭りに行きたい。
愛娘が事故で亡くなった前日に戻り、家族三人で思い切り楽しく過ごす時間がせめて持てれば……感涙を呼ぶ、癒やされ「人生やり直し」ストーリー!
ようこそお参りくださいました。
さあ、「あの日」を変えにいってらっしゃいませ。
SABA企画が「作家さん・書店さん応援企画 第3弾」としてお送りするのは、
数々のヒット作を手がける人気作家・成田名璃子先生による
心温まるタイムスリップ小説『時帰りの神様』!
舞台は、竹林の奥にひっそりと佇む神社。
訪れた人は、「過去のあの日」に戻り、もう一度だけ、やり直すことができる――。
人生を変えたいと願う人々が辿る、切なくもやさしい物語の数々を、
湘南の地で、朗読劇としてお届けします。
音と声だけで紡がれる「時帰りの神様」の世界に、ぜひ耳を傾けてみてください。
そして後半には、原作をめぐるトークイベントも開催予定。
時を超える物語に込められたメッセージや、
神様・巫女・白猫タマといった魅力的な登場人物たちの背景まで、じっくりと語り合います。
「もう一度、やり直せたら──」
そんな想いを抱いたことのある、すべての大人たちへ。
そして、過去と向き合いたいあなたへ。
この夏、湘南天狼院で「時を超える朗読劇」をご体験ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
SABA企画より
◼️著者プロフィール
1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。2011年『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で第18回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞し、デビュー。2016年に『ベンチウォーマーズ』(メディアワークス文庫)が第7回高校生が選ぶ天竜文学賞、第12回酒飲み書店員大賞を受賞。23年に『いつかみんなGを殺す』(角川春樹事務所)で第6回書評家細谷正充賞を受賞。24年には『月はまた昇る』で第10回徳間文庫大賞を受賞した。その他の作品に『東京すみっこごはん』(光文社文庫)、『ひとつ宇宙の下』(朝日文庫)、『時かけラジオ~鎌倉なみおとFMの奇跡~』(メディアワークス文庫)、『世はすべて美しい織物』(新潮社) などがある。
©eye ohashi

出演者プロフィール
1976年群馬県産まれ。
小学生の時に映画館で観たジャッキーチェンの映画に出ていたサモハンキンポーに心を奪われ 「私、女版サモハンキンポーになる」と心に決める。 大学に進学と同時に学生劇団「てあとろ'50」に入団し、初舞台を踏む。その後、20代は小劇場を 中心に活動。
自分の演技力を更に向上させたいとアップスアカデミー でメソッド演技を学ぶ。その後、フリーラ ンスでオーディションを受けながら、映像を中心に活動。また、アクティングコーチ、監督、演出家 のワークショップに参加し、常に演技の勉強を続けている。 最近では、Netflix作品「アースクエークバード」やイギリスBBCとNetflix共同製作連続ドラマ「giri/haji」など、海外作品への参加も増えている。 2021年6月より、Twitterのスペースにて「朗読空間 ある日の役者たちの自主練(ある自)」を嶋尾 明奈、丹聡と共に配信。2022年3人で共同プロデュースによりオフラインにて「読書三余」を公 演。朗読の為に書き下ろされた作品のアンソロジーも編集し販売する。

1985年、東京都出身。演劇企画会社である合同会社きよみず代表。 玉川大学文学部リベラルアーツ学科オペラプロジェクトにて、総合芸術の基礎を学ぶ。 大学に通いながら、劇団若草に首席入団、卒業。その後、座・東京みかん、Pカンパニーで 舞台公演の実践的なノウハウを身に着ける。Pカンパニー在籍中、イギリスへ行ったことを きっかけに、演劇に対する考え方が大きく変わる。 現在はフリーの俳優として活動しながら演劇の基礎と言われるスタニスラフスキーシステ ムを学び、自身の企画で演劇ワークショップなどを開催する。 ドストエフスキー『罪と罰』より『レわクイエム』、『あなたの知らないチェーホフ短編セレクト9』、『コオロギからの手紙』『葉桜』など数多くの舞台に出演。 きよみずでは、その土地土地のゆかりの物語を作品にし公演を行う依頼や、企業の再現ド ラマ制作などを行う。その他定期的に演劇に付随するイベントを開催し、演劇に馴染みの ない方々にも演劇を身近に感じてもらう活動をしている。 音楽ユニットSUZUNISHIではボーカルを担当。配信公演:ことさき会『春の湊』。イラスト レーター、紙芝居絵師・茜之介代表作『塩じいさん』『村を救ったそうごろう』プロデュース・ 脚本短編映画『君が咲う(わらう)日』日本新劇俳優協会会員。
