「アートって難しい」と思っているあなたへ。
アートに興味はあるけど、美術館へ行ってもどう見たらいいか分からない。
本を読んでも、難しい用語ばかり。
そんな経験はありませんか?
アートは、本来はもっと身近で気軽に楽しめるものです。
この講演では、一般的な学校教育では教わらない、全く新しいアート鑑賞について学びます。
講師は、世界の富裕層や著名な美術館と絵画取引を行うアートディーラーの加藤昌孝氏です。
加藤氏は、もともとアートとは無縁の企業の経営者でした。
そのまま仕事を続けていれば勝ち組として人生を安穏と過ごす日々が彼を待っていたことでしょう
彼の人生を軌道からスピンオフさせたのは、40代で訪れたイギリス貴族出身のアートディーラーとの出会いでした。
彼女に人柄と審美眼を見初められて、アートビジネスの極意を授けられることになったのです。
声をかけられた加藤氏は、迷うことなく会社をたたみ彼女の申し出を受け入れました。
子供の頃からなんとなく絵が好きだった加藤氏でしたが、プロの世界では素人でした。
彼女の知己である世界中の富裕層のアートコレクターや高名な美術関係者を訪ねて所蔵する絵画を間近で見せてもらったり、彼女の同行のもとで海外の美術館や画廊で作品を鑑賞する日々が続きました。
ひたすら後ろをついてまわり、彼女が「良い」という絵を記憶したといいます。
「良い」とは将来的に値段が上がる絵を意味します。この学びに加藤氏は3年を投入しました。
このような経験で彼が得たものは、決してお金で買えない「アートの鑑賞眼」でした。
以後、加藤氏はアートディーラーとして独立し、この眼の力を使って国内外のコレクターたちに印象派やオールドマスターなど億単位の絵画を売買してきました。
一般的なイメージとしてアートの世界は華やかに見えることでしょう。
しかし、それは氷山の一角なのです。水面下には深い闇と淀みがあり、普通に暮らしている人たちからは想像もできない出来事が起きているのが真実のアートの世界です。
加藤氏は、それらを双眸でとらえ、時にトラップにとらわれたり、深い穴に落ち傷つきながらも、最後には眼力に救われ、アートの世界を生きながらえてきた猛者なのです。
彼は言います、「アートに関われたことは生涯で最高の選択だった」と。
そんな加藤氏が、独自の視点と深い知識を共有し、従来のアート鑑賞方法を一新するアプローチを経験をもとにわかりやすくお話しします。
アートの世界が初めてでも、心配はいりません。当日は、ダ・ヴィンチ、ピカソ、マティスなどの有名画家たちが登場します。
もちろん、愛好家の方、思考への刺激を求めているビジネスパーソンやアートで感動したい方まで、すべての方々に理解しやすくアートの魅力をお伝えします。
国際的に活躍するアートディーラーが表舞台に立つことは非常に珍しく、さらに自身のアートの鑑賞眼について話す機会は世界的にも稀です。
これにより、新しいアートの見方を学ばれたなら、日常の風景が講演前とは違うものへと変わっていくことでしょう。
ぜひ、このチャンスを逃すことなく憧れの美術の世界に一歩踏み入れてみてください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
東京生まれ。
幼少期より、アートに日常的に親しむ家庭で育つ。
著名ファッション雑誌の編集経験の後、イタリアのファッション商社を起業。
欧米と日本を往来する中で、その美意識の高さを見込んだ英国貴族出身のアートディーラーから声がかかり絵画取引ビジネスの世界へ。
国宝級の美術品を所有する世界中の個人コレクターの自宅を訪れ、名品の数々にふれることで薫陶を受け、美術品オーナーとの信頼関係を築く。
以後、東京でギャラリーを開設。
取引先:国立西洋美術館、愛知県立美術館、名古屋市立美術館、静岡県立美術館をはじめとする国内外の公立・民間美術館、海外の個人コレクターなど。
専門:17世紀、18世紀、19世紀、20世紀初頭のヨーロッパおよび20世紀のアメリカのアート作品。
天狼院書店READING LIFE公認ライター。
20年あまり一般企業に勤務した後、イギリス貴族に絵画取引の薫陶を受けたアートディーラー加藤昌孝氏に師事し、40代でアートビジネスの道へ進む。
美術館、画廊、画家、絵画コレクターなど美術品の価値とシビアに向き合うプロたちによる講演の主催を行う。
アートによる知的好奇心の喚起、人生とビジネスに与える好影響について日々探究し発信している。
↓連載中の『美術商に学ぶアート思考』はこちらから。