今回の対談イベントでは、『仕事がとぎれない個人事業主・フリーランスがしていること』著者・藤𠮷豊さんと、
『仕事がとぎれない ムリせず長く続けられる 女性フリーランスの働き方』著者・小川真理子さんをお招きします。
お二人のこれまでのキャリアと著作の共通点・相違点に焦点を当てて深掘りしていきます。
お二人は、かつて同じ編集プロダクションで働き、現在は株式会社文道を共に設立・経営されているという共通のバックグラウンドをお持ちです。
そして、ともに「仕事がとぎれないフリーランス」というテーマで書籍を執筆されています。
対談では、藤𠮷さんが経験された多様なキャリアパス、特に大企業で働くことの不安、転職先の編集プロダクションで直面した倒産、そして専門誌編集長としての管理業務の経験が、
いかに「仕事がとぎれない」ための心構えや仕組みに繋がっていったかを伺います。
ホワイト企業とブラック企業の両方を経験されたことで得た「多様なビジネスの実態」という視点は、多くのフリーランス志望者にとって示唆に富むでしょう。
一方、小川さんは約30年もの間、フリーランスとして第一線で活躍。「ムリせず長く続ける」ために培ってきた独自の視点や仕事術について、具体的にお話しいただきます。
特に、女性フリーランスとしての働き方や、50代以降も成果を出し続ける秘訣は、家庭の事情でキャリアを分断されがちな女性にとって貴重なヒントとなるはずです。
共通のテーマを扱いつつも、男性と女性、それぞれの視点から導き出される「仕事がとぎれない」ためのアプローチには、どのような違いがあるのか。
事業継続のためのリスク管理や、仕事を生み出すビジネスモデルの構築といった側面から、「当たり前」と「独自性」を比較することで、より普遍的なフリーランスの成功法則を探ります。
経営者や著名人を数多く取材したライター、そして法人経営者としての顔もお持ちのお二人だからこそ語れる、多角的な視点から得た学びは、フリーランスを目指す方、
すでにフリーランスとして活動されている方はもちろん、会社の経営や個人のキャリアプランを考えるすべての方にとって、示唆に富む時間となることをお約束します。
『仕事がとぎれない個人事業主・フリーランスがしていること』(著/藤𠮷豊 日本実業出版社)
『仕事がとぎれない ムリせず長く続けられる 女性フリーランスの働き方』
(著/小川真理子 日本実業出版社)
株式会社文道 代表取締役。
神奈川県相模原市出身。大学卒業後、大手ゲーム会社に入社し、社会人としてのキャリアをスタート。その後、出版業界への関心から編集プロダクションへ転職。昼夜問わず雑誌編集等の仕事に没頭するも、業績悪化により倒産を経験。大企業と中小企業、さらにはホワイト企業とブラック企業の両方で働いた経験から、多様なビジネスの実態を身をもって学ぶ。その後、自動車専門誌の編集部に職を得て、自動車専門誌2誌の編集長を歴任。企業の内側からメディアのしくみを学んだあと、2001年に独立、フリーランスとなる。文化人、経営者、アスリート、タレントなど、インタビュー実績は2,000人以上。2006年以降はビジネス書の編集協力に注力し、200冊以上の書籍制作に従事する。2018年には、編集プロダクション時代の同僚・小川真理子とともに株式会社文道を設立。大企業、中小企業、個人事業主から法人経営まで、複数の立場を経験したことで得た視点を活かしながら、編集者、ライター、著者、セミナー講師など、自分らしい働き方を実践。
共著書に『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(以上、日経BP)、『社会人になったらすぐに読む文章術の本』(KADOKAWA)、『日本人のための「書く」全技術〈極み〉』(翔泳社)、単著書に『文章力が、最強の武器である。』(SBクリエイティブ)などがある。
有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。コーヒーと猫が好き。
株式会社文道、取締役。有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。日本女子大学文学部(現人間社会学部)教育学科卒業。
旅行代理店勤務の後、編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。その後、フリーランスとして、大手広告代理店の関連会社にて企業のウェブサイトのコンテンツ制作にも関わり仕事の幅を広げる。これまでに、子ども、市井の人、文化人、経営者など、インタビューの実績は数知れない。現在は、ビジネス書や実用書などの編集・執筆に携わる一方で、ライターとして約30年活動をしてきた中で培ってきた「書く」「聞く」についてのスキルや心構えを伝えたいと、ライティング講座にも注力。学生や社会人、ライターを目指す方々に対して、執筆指導を行っている。共著書に『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(いずれも日経BP)などがある。