天狼院書店「天狼院カフェSHIBUYA」/通信
天狼院書店「天狼院カフェSHIBUYA」/通信
お世話になっております。天狼院書店スタッフの鳥井です。
突然ですが、小説を買うときに、何を判断基準に選びますか?
あるいは映画館やNetflixで視聴作品を選ぶとき、選択理由の大きな要因の一つが『作品タイトル』かと思います。
今回の1day講座はズバリ!
です。
ご登壇いただくのは、デビューから10年以上現役小説家として活躍中の谷津矢車先生です。
実は谷津先生には「小説を書き上げる」講座にご登壇いただいているのですが、その中で話題に上がったのが『小説タイトル』をどのように決めればいいのか、でした。
そこで、スタッフが小説タイトルについて谷津先生に少しお話を聞いてみたところ、驚きの連続だったのです!
「えっ、タイトルって執筆前に決めるべきものなの!? 最後につけるのかと思っていた!」
「小説タイトルには、〇〇と〇〇という役割があったのか!」
そんな驚きと共に、今度は疑問が湧き上がってきます。
「でも、本屋さんに並んでいるような魅力的なタイトルをつけたいんですが……どうすれば思いつきますか?」
そんな疑問にも、今回、この1day講座の中でしっかりじっくり答えていただけることになりました!!
実際の当日のカリキュラムがこちら!
↓
■小説とタイトルの役割
・小説におけるタイトルとは
・タイトルの役割1アンカー
・タイトルの役割2作品の顔
・タイトルを決めるタイミング
①アンカーの場合
②顔の場合
■小説タイトルの創り方
・アンカータイトルの決め方
・顔タイトルの決め方1
・顔タイトルの決め方2/視認性・独自性
・顔タイトルの決め方3/ジャンルや作品内容の予告
・顔タイトルの決め方4/叙情性
・顔タイトルを決める時にやってはいけないこと
・顔タイトルを魅力的にするテクニック1
・顔タイトルを魅力的にするテクニック2
・顔タイトルを魅力的にするテクニック3
・顔タイトルを魅力的にするテクニック4
・顔タイトルを魅力的にするテクニック5
・顔タイトルを魅力的にするテクニック6
・顔タイトルを魅力的にするテクニック7
■小説タイトルの創り方/実践応用編
・顔タイトルを考えるためのとっかかり
・顔タイトルを作り出す手順
・しっくりくるタイトルが見つからないときは
・魅力的なタイトルを作る訓練
・公募に出す時のタイトル
・商業出版時のタイトル
・いいタイトルとは
《ワークショップ》実際にタイトルを作ってみよう!
そう、この講座の中では、「そもそも小説タイトルとはどういう役割があるのか?」から紐解き、タイトルの導き方を体系立てて提示するとともに、より魅力的なタイトルに仕上げるためのテクニックまで公開してしまうのです!!
さらに、小説家デビューを目指す方には気になる「公募に出すときのタイトルは?」「商業出版するときのタイトルは?」という疑問にまでお答えいたします。
そして、魅力的なタイトルを生み出すための「日々の訓練方法」もご紹介していきますよ!
さらにさらに!
話を聞いて終わり、ではなくワークショップもご用意しました。
実際にあなただけの「小説タイトル」を、講義をもとにその場で作ってみましょう!
すぐに頭と手を動かすことで、実体験として学びが深まるはずです。
また今回は「小説タイトル」ということで講義をしていただきますが、メディアミックスの現代です。
あらゆる創作にこの「タイトルの創り方」は活かせるはずです。
クリエイティブにご興味のある方は、ぜひこの機会に現役小説家の「タイトルの創り方」のノウハウを学んでいただければと思います!
何より「いいタイトル」を見つけ出すことができれば、自分の作品への愛着がさらに深まりますよね。
より自信をもって他人に見せたり、賞に応募したりできるようになるのではないかと思います。
そんな、自分の背中までも押してくれる『魅力的なタイトル』の生み出し方を、ぜひ1day特別講座で学んでみませんか?
ぜひ、ご参加をお待ちしております!
谷津矢車(YAGURUMA YATSU)
1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒。2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。2013年『洛中洛外画狂伝―狩野永徳』でデビュー。二作目『蔦屋』が評判を呼び、若手歴史時代小説家として注目を集める。2018年『おもちゃ絵芳藤』で第7回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。2020年『廉太郎ノオト』が第66回青少年読書感想文全国コンクール課題作品(高等学校の部)に選出。