ウェルビーイング(Well-being)とは――
単に「病気がない」ことや「幸せに感じる」ことを指すのではありません。
心と体、そして社会とのつながりが調和し、 “心身ともに健やかで、社会的にも満たされた”状態をいいます。
いま、この「ウェルビーイング」という考え方が、 医療や福祉だけでなく、教育・まちづくり・ビジネスなど、 さまざまな分野で注目を集めています。
人がよりよく生きるための新しいキーワードとして、 「つながり」や「居場所」の価値が改めて見直されているのです。
総合診療医として地域の“居場所”づくりに取り組む 舛森悠(Dr.マンデリン)先生。
うつや不安の臨床現場に立ち続ける 益田裕介先生と芳賀高浩先生。
3人のプロフェッショナルが一堂に会し、 「ウェルビーイングな居場所づくり」について語り合います。
医療・心理・コミュニティデザインの垣根を超えて、 “心が回復する環境”をどう社会の中に作り出せるか。
ご参加者の皆様と一緒に考えていくような、そんな回になればと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
一般社団法人とまりぎケア 代表理事、総合診療専門医、新家庭医療専門医、認知症予防専門医、医師会認定産業医。
総合診療医として日々の診療を行う傍ら、地域住民の誰もが気軽に立ち寄れる「居場所」づくりに関心を持っています。医療者が街へ出て、人々が「社会とのつながり」を自然に感じられるコミュニティデザインを通じて、孤立感を和らげ、楽しい交流の中で「気がついたら健康になっている」ような、自然な形でのWell-being(心身ともに健やかで、社会的にも満たされた状態)の実現を目指したいです。登録者86万人のYouTubeチャンネル『YouTube医療大学』にて予防医学に関する情報をわかりやすく発信中。
早稲田メンタルクリニック院長。精神保健指定医、精神科専門医・指導医。
防衛医大卒。防衛医大病院、自衛隊中央病院、自衛隊仙台病院(復職センター兼務)、埼玉県立精神神経医療センター、薫風会山田病院などを経て、早稲田メンタルクリニックを開業。精神科診療についてわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」運営、登録者数は60万人を超える。著書に『精神科医がやっている聞き方・話し方』(フォレスト出版)、『精神科医の本音』(SBクリエイティブ)、『精神科医が教える 親を憎むのをやめる方法』(KADOKAWA)などがある。
クリニック中野院長。医学博士。精神保健指定医、精神科専門医、総合内科専門医、呼吸器専門医・指導医。千葉大学医学部卒。千葉大学病院、JCHO東京新宿メディカルセンター、浜松医療センター、日産厚生会玉川病院、東京都立松沢病院、関東労災病院などを経て、クリニック中野を開業。精神科、内科のダブルライセンスを生かし、全人的な医療を在宅で展開している。精神科診療を内科医の視点からわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「精神科医 芳賀高浩」を運営、SNS総フォローワー数は10万人を超える。初の著書『私のなかの希死念慮ちゃん』(彩図社)は三刷がきまり、好評発売中である。