東京【10/24(火)19:00〜】「東京天狼院」お別れパーティー

■日時:2023年10月24日(火)
18:45 受付開始
19:00 イベント開始
21:00 終了

■会場:
天狼院書店「東京天狼院」
*天狼院書店は池袋エリアに2拠点ございますが、今回のイベントは南池袋方面の、「東京天狼院」にて開催となりますので、ご注意ください。

■参加費 
一般:¥3,500(税込) 
読書クラブ会員:¥3,000(税込) 
*お食事・フリードリンク付
*持ち込みも大歓迎です!
*飲食を含むイベントのため、天ポイント・チケット等の割引サービスはご利用いただけません。

※必ず、注意事項を読んだ上で決済にお進み下さい。

・勧誘、営業活動を目的とされる方の参加は、固くお断りいたします。勧誘、営業目的で参加されている事が発覚した場合、以降のイベントへの参加をお断りさせていただき、もしくは退室していただく事があります(その場合でも、参加費の返金はいたしません)ので、ご了承ください。

・有料・無料に関わらず、参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。

・会およびコミュニティーの運営に支障をきたすと判断した場合、任意かつ一方的に、退会をしていただく場合がございます。

・類似したイベントの開催の可能性のある方、開催の予定のある方は、ご参加はご遠慮ください。

・決済後の返金は承っておりません。

東京【10/24(火)19:00〜】「東京天狼院」お別れパーティー


一般/会員

 

「東京天狼院」の概念は渋谷店に継承されることになり、池袋にある現・東京天狼院とはお別れすることになりました。
今までご利用いただいた皆様に、改めまして感謝申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

最後のイベントとして、10月24日(火)にお別れパーティーを開催します。
思い出の詰まった「東京天狼院」で、皆様と一緒に楽しく語らえたらと思います。

「何回も通った」という方はもちろんのこと、「一度しか行ったことがない」、「最後に一度本店を見てみたい」という方も大歓迎でございます!

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■日時:2023年10月24日(火)
18:45 受付開始
19:00 イベント開始
21:00 終了

■会場:
天狼院書店「東京天狼院」
*天狼院書店は池袋エリアに2拠点ございますが、今回のイベントは南池袋方面の、「東京天狼院」にて開催となりますので、ご注意ください。

■参加費 
一般:¥3,500(税込) 
読書クラブ会員:¥3,000(税込) 
*お食事・フリードリンク付
*持ち込みも大歓迎です!
*飲食を含むイベントのため、天ポイント・チケット等の割引サービスはご利用いただけません。

※必ず、注意事項を読んだ上で決済にお進み下さい。

・勧誘、営業活動を目的とされる方の参加は、固くお断りいたします。勧誘、営業目的で参加されている事が発覚した場合、以降のイベントへの参加をお断りさせていただき、もしくは退室していただく事があります(その場合でも、参加費の返金はいたしません)ので、ご了承ください。

・有料・無料に関わらず、参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。

・会およびコミュニティーの運営に支障をきたすと判断した場合、任意かつ一方的に、退会をしていただく場合がございます。

・類似したイベントの開催の可能性のある方、開催の予定のある方は、ご参加はご遠慮ください。

・決済後の返金は承っておりません。


さよなら、東京天狼院。

現在の東京池袋は、グリーン大通りの果てにある、天狼院書店「東京天狼院」は、蕎麦屋さんが入った小さなビルの2階にある。冷静に客観的に見て、初めての人が決してふらりと独りで入れる雰囲気ではない。階段は狭く、看板も怪しい。少なくとも、僕が通行人だったとしたら、気にはしたとしても、入ることはないだろうと思う。

あの階段を登ってドアを開ける、実に奇特なお客様によって、天狼院書店は成り立っていた。

あの場所に、天狼院書店という名前の書店をオープンしたのは、正直言って、お金も実績もない僕に、誰も物件を貸してくれなかったからだ。唯一、あのビルのオーナーでもある蕎麦屋のおじいさんだけが、長らく空いていた事務所用の物件を「いいよ」と快く貸してくれた。

あのおじいさんの「いいよ」がなければ、おそらく、天狼院書店はオープンできなかったに違いない。

僕があそこに本屋をオープンしたとき、その通りの人たちは、すぐに潰れるのになぜあんな場所に本屋をオープンするのか、と囁き合っていたという。
たしかに、そうだ。僕がその立場なら、きっとそう言うに違いない。

「悪いことは言わないから、やめたほうがいい」
そうアドバイスしたに違いない。

ところが、2年、3年と生き残ることに成功すると、周りのビルの大家さんたちの反応も変わったという、大したものだと。

あの場所で、本屋を開いたが、最初から絶望の連続だった。

オープンして1週間ほどは知り合いが詰めかけて、商売として成り立つように見えたが、すぐに暇になった。

店を経営している人間にとって、暇は恐怖とイコールである。
最初の社員は、僕とインターンが本の出張販売をしている際に、ハローワークの人を呼び込み、自分の給与だけ確保して、早々に逃げた。

それはそうだ、誰もがすぐに潰れると思っただろう。あのときは愕然としたが、今想えば真っ当な判断だったのだろうと思う。
僕も、兄弟に同じことを相談されたら、いいから、自分の給与だけなんとしても確保して逃げろ、というに違いない。

あの12坪程度の小さな店舗では、無数の読書会をやり、無数のイベントを開催し、お客様と一緒に年越しイベントをし、演劇をし、落語会をし、映画も撮影した。ライブもやり、NHKの放送スタジオにも何度かなり、小林稔侍さんの主演のドラマの撮影場所にもなった。

テレビの撮影で訪れた芸能人や作家の方も、数知れない。

有吉弘行さんやさま~ずさん、IKKOさんに、糸井重里さん、そして、作家の筒井康隆さんもいらした。
今をときめくベストセラー作家も多くお越しになった。

あの小さな空間は、今想えば、奇跡のように注目密度が高かった。

テレビやラジオ、雑誌や新聞などのマスメディアに取り上げられた回数は、これまでで400回を超えた。

そして、ライティング・ゼミなどの講座では、1度に最大35名様ほどがぎゅうぎゅう詰めで肩を並べて受講して頂き、その間にも全国からお客様が絶えなかった。

あの狭くて怪しい階段をのぼる人が、数多くいらっしゃったということだ。

今、振り返って、これを書いているが、自分でもよくやったなと思い、なんだか、可笑しく思う。

何より、来店してくださったすべてのお客様には、感謝しかない。

2020年にコロナ禍に見舞われてから、実質的に東京天狼院は、イベントの際にしかオープンしなくなった。
イベントやるにしても、あの”密”なる空間は、忌避された。

ただ、今はビジネス的な要としてではなく、情緒的な象徴として、存命していたに過ぎない。
10周年を迎えるに合わせて、大家さんと話し、10月末で撤退することに決めた。

もうすでに、ビジネス的な要は、渋谷のスクランブル交差点にも近い、宮下パークの「天狼院カフェSHIBUYA」に完全に移行していた。

渋谷店が旗艦店である、と内外に宣言し、社員スタッフも基本的に池袋にいることを禁じ、本拠地を渋谷に移した。

10周年感謝パーティーも、それを示すたびに、渋谷店で開催した。

10年前、僕に物件を貸してくれたのは、蕎麦屋のおじいさんだけだったが、今では平日でも人が行き交う場所で店をやらせてもらっている。

この日本でも屈指のハイパー立地でビジネスをさせてもらえているのも、あの小さな店舗に、お客様に密度高く来ていただいたからだ。

「社長、お客様と一緒に、東京天狼院お別れ会、やりましょう」
とスタッフに言われた際に、なぜだか、ピンとこなかった。

その理由は、未だに判然としないが、僕には遥かに未来のほうが重要だからだろう。

あるいは、あまりに思い出が詰まった場所であるから、別れを考えると辛すぎるので、あえてその感情を開かないようにしているだけかもしれない。

スケルトンにしてしまえば、場所は単なるハコにすぎない。

店だけでなく、アパートでも、場所でも、家でも、学校でも会社でもそうだ。

けれども、その場所に人が集い、様々な想いが交差したときに、数値では計測できない価値が生まれる。

東京天狼院は、膨大なる価値が生じた、やはり奇跡的な場所だったのだろうと思う。

「さよなら、東京天狼院。」

そう、文字を打ち込んで、呟いてみると、さすがに感慨に呑まれそうになる。
慌てて、蓋を閉じる。

2023年10月31日、天狼院書店「東京天狼院」は、その役割を終える。

正式オープンが2013年9月26日だが、プレオープンが9月20日だった。

3,694日間、あの場所で営業したことになる。

実に、10年間、本当にお疲れさまでした。
そして、10年間、ご愛顧頂き、本当にありがとうございました。

2023年11月1日より、関東の天狼院の本店概念「東京天狼院」は、渋谷店が継承することになる。

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上記の店主・三浦の投稿の通りですが、「東京天狼院」の概念は渋谷店に継承されることになり、池袋にある現・東京天狼院とはお別れすることになりました。
今までご利用いただいた皆様に、改めまして感謝申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

最後のイベントとして、10月24日(火)にお別れパーティーを開催します。
思い出の詰まった「東京天狼院」で、皆様と一緒に楽しく語らえたらと思います。

「何回も通った」という方はもちろんのこと、「一度しか行ったことがない」、「最後に一度本店を見てみたい」という方も大歓迎でございます!

天狼院書店に来たことがある人も、ない人も、最近知ったという人も、久しぶりの人も、どうぞお気軽にお越しください。
皆様にお会いできるのを、楽しみにお待ちしております!

他にも……
「さよなら、東京天狼院 ~Specialモデル撮影会~」を10/21(土)16:00〜開催いたします!

こちらでもぜひ、お待ちしております!
《詳細はこちらをクリック!》



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