少子高齢化、デジタル化、環境意識の高まりなど、私たちを取り巻く社会は目まぐるしい勢いで変化しています。
こうした時代の大きな潮流をいち早く捉え、それに適応した新しい製品やサービスを企画・提案することは、企業にとって、そして多くのビジネスパーソンにとって喫緊の課題となっています。
ここで注目すべきなのが、近年目覚ましい進化を遂げつつある「AI」の存在です。
AIは、企画の基本である「既存要素の新しい組み合わせ」を得意としています。
AIを上手に活用すれば、これまでにない斬新なアイデアを短時間で大量に生み出すことができるでしょう。
しかし、AIが生み出すアイデアの多くは、急速な市場変化に後れを取ってしまうかもしれません。
なぜなら、AIは現在の傾向を分析・延長して企画を行うにとどまり、まだ顕在化していない潜在的な時代変化を感知する力は弱いのです。
そこで本講座では、AIを最大限活用しつつ、人間ならではの感性と洞察力を発揮することで、時代の最先端を行く企画力を身につけていきます。
具体的なワークを通して、「時代変化への感度を高める方法」や「既存要素を柔軟に組み合わせるテクニック」など、実践的なスキルを習得していただきます。
加えて、市場動向を的確に捉え、最適な企画を実践に移せるようなアプローチも学んでいただきます。
AI時代を生き抜くための重要なスキル/マインドセットを、実践的なワークを通じて習得できる本講座。
時代のニーズを先取りした製品・サービスを企画したい、そして自己変革を遂げたい方の受講をお待ちしております。
AIをアシスタントにして“企画の達人”になる!「AI時代の企画術」《1day濃縮版》TOPIK
1、AI時代の企画術:時代仮説を立てる力
– 顕在化していない時代変化を感知し、オリジナルな課題解決の仮説を構築する
2、「既存の要素の新たな組み合わせ」を極める
– アイデアの本質を理解し、AIを活用した柔軟な発想力を鍛える
3、市場・競合・ターゲット環境を活かした企画の実践
– 様々な視点を取り入れ、最適なソリューションを導き出すアプローチ
4、AIと人間の役割分担:企画力の進化
– AIの分析・アイデア生成を活かし、人間の感覚や創造性と融合させる
5、時代の流れを捉える感性訓練
– 時代変化を敏感に感じ取り、自身の視点で企画に反映させる
6、AIを超えたクリエイティブジャンプ
– AIでは対応できないクリエイティビティを向上させる!
7、具体的なビジネス課題のAI活用術
– 「問い」をAIに投げかけ、多様な企画を深掘りするプロセス
8、成功する企画の背景にある仮説構造を分解・分析する
– 時代を象徴する商品・サービスの事例から、その成功仮説を明らかにする
※より詳しい解説は、当日の講義内でいたします。お楽しみに!
1982年に博報堂に入社し、2003年に独立。90年代以降、変化の時代のクリエイティブをリードしてきた。
カンヌ国際広告祭でアジア初のサイバー部門金賞を受賞し、デジタル時代の広告デザインの第一人者として知られる。映像、グラフィック、ウェブ、アプリなど、多様な媒体でのコミュニケーションデザインに卓越。上流戦略から具体的なクリエイティブ開発まで一貫して手がけた。
2012年にFabCafeを設立し、デジタルものづくりの未来に貢献。多摩美術大学と大阪芸術大学で教鞭を執り、デジタル時代のデザイナー育成に尽力。海外での評価が特に高く、国際賞を多数受賞し、国際審査員としても活躍。
次世代に変化の時代のプランニングを伝授。クリエイティブコンサルタントとして、幅広い分野に独自の視点でアドバイスを提供中。元大阪芸大教授、777CreativeStrategiesの代表。
カンヌ国際広告祭、ロンドン国際広告祭、NY One Show、Webby Awards、Cannes Lions、D&ADなど、国内外の著名な広告・デザイン賞を多数受賞。