いま、皆さんの目の前に、新しい『ハムレット』が立ち上がろうとしています。
「シェイクスピアなんて難しそう」
そう思われた方も多いのではないでしょうか。確かに400年以上前に書かれた戯曲は、私たちの手の届かない高みにあるように感じられます。
しかし、皆さんはご存知でしょうか。
シェイクスピアの時代、グローブ座には老若男女問わず、あらゆる階級の人々が集まっていたという事実を。彼らは今でいう”エンターテイメント”として、芝居を楽しんでいたのです。
そう、シェイクスピアは決して難しい教科書の中の存在ではありません。
この度、天狼院書店の演劇ゼミ【11月開講】『グローブ座プロジェクト』では、ついに発表会を開催する運びとなりました。題材は、シェイクスピア最高傑作と言われる『ハムレット』!
「生きるべきか、死ぬべきか」
このあまりにも有名なセリフには、どんな想いが込められているのか。なぜハムレットは狂気を装わなければならなかったのか。オフィーリアとの恋はなぜ実らなかったのか。
発表会では、これまでにない新しい解釈による『ハムレット』をお届けします。それは単なる古典作品の再現ではなく、400年の時を超えて、現代に生きる私たちの心に確かに響く物語となるはずです。
当日は限られた座席数となりますが、できるだけ多くの方にご覧いただきたいと考えております。チケットは本日より発売開始。現地観劇は、40席限定となっております。
当日お越しになれない方には、アーカイブ動画の配信もございます。
「To be, or not to be」
これは単なる問いかけではありません。私たちが、そしてあなたが、どう生きるべきかを問う言葉なのです。
堅苦しく述べてきてしまいましたが、
楽しい楽しい演劇の時間です!
ぜひ、ご来場をお待ちしております。
講師プロフィール
脚本家・演出家・俳優 2002年に劇団ぎゃ。を旗揚げ。2014年解散まですべての作品の脚本と演出を手がけ、2014年以降はフリーランスとなり、放送局主催イベントや文化施設主催公演の演出など幅広く活動している。(主な脚本・演出作品) ・NHK福岡放送局主催「古代エジプトファッションショー」ショー構成・演出 、アクロス福岡主催「 アクロス円形工房vol.17 Le Carnaval des Animaux~動物の謝肉祭~」脚本・演出(主な出演歴) ギンギラ太陽’s 2011~2015年までほぼすべての作品に出演、 劇団あんみつ姫 1ヶ月ゲスト出演、まどかぴあ舞台創造プログラムプロデュース公演「浮足町アンダーグラウンド」出演(受賞歴) E-1グランプリ2006 九州決勝大会 優勝 CoRich舞台芸術アワード!2007 第9位、福岡演劇フェスティバル FFAC企画 創作コンペティション『一つの戯曲からの創作をとおして語ろう!』Vol.1 観客賞
1989年 神奈川県生まれ
天狼院書店スタッフ、ライター、俳優、演出家、ワークショップファシリテーター。天狼院書店「名作演劇ゼミ」講師。
明治大学文学部・演劇学専攻卒業、また同大学院修士課程修。オフィス・ルード所属。劇団綿座、代表。
2008年、演劇集団 声を出すと気持ちいいの会の旗揚げに参加。以降2014年の活動休止まで、全13公演に出演。また所属中より、積極的に外部出演も行う。
(主な出演作)
BunkamuraシアターコクーンDISCOVER WORLD THEATRE vol,4『民衆の敵』(演出:ジョナサン・マンビィ)
『The Wayside Motor Inn』(演出:田辺日太 日本初演)
『アルジャーノンに花束を』(演出:米倉リエナ) PLAY/GROUND Creation vol,0
『ブルールーム』(演出:薛珠麗)
演劇集団 声を出すと気持ちいいの会『富士の破れる日』(演出:山本タカ)