天狼院書店は、「本の先の体験」までお届けする書店です。
本を「読む」だけではなく、
その世界に入り込み、登場人物となり、物語を生きてみる。
そんな、本屋だからこそできる「究極の読書」を目指しておこなっているのが、
本屋で行う演劇
名文学を演じる「文劇プロジェクト」
です!
これまで、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、夏目漱石『吾輩は猫である』、中島敦『山月記』、芥川龍之介『蜘蛛の糸』、林芙美子『晩菊』など、数々の名文学をオリジナル脚本として舞台化してきました。
そして今回。
2026年8月よりスタートした「文劇プロジェクト」特別編で挑んでいるのは――
江戸川乱歩『D坂の殺人事件』
です!!!
日本を代表する作家・江戸川乱歩。
『人間椅子』『芋虫』『屋根裏の散歩者』『黒蜥蜴』『怪人二十面相』――
その作品には、人間の好奇心や欲望、覗き見ることへの誘惑、そして「分からないもの」に惹かれてしまう心が、妖しく描かれています。
その乱歩作品の中でも、
名探偵・明智小五郎が初めて登場する作品として知られる『D坂の殺人事件』。
今回の「文劇プロジェクト」では、この作品を中心として、
江戸川乱歩が生み出したさまざまな人物や世界が交錯する、完全オリジナルの舞台作品をつくり上げました。
脚本・演出を手がけるのは、中島雪絵先生。
乱歩作品を知っている方には、「あの人物が、ここに!」という楽しみをお届けします!
江戸川乱歩をほとんど読んだことがない方にも、奇妙で、おかしくて、ときにぞっとする、乱歩世界への入口になっていただければ幸いです。
原作を知っている方も、知らない方も、
まったく違った角度から楽しんでいただける作品となっています。
そして何より、この公演は、
「文劇プロジェクト」に参加したメンバーが、約3ヶ月にわたって一つの作品と向き合ってきた集大成です。
文章に書かれている言葉だけではなく、
その人物はなぜ、そんなことを言ったのか。
なぜ、その人を見たのか。
なぜ、そこから目を離せなかったのか。
役を演じるために作品を読み、
考え、試し、身体を動かしながら、
江戸川乱歩の世界を「読んできた」メンバーたち。
その「究極の読書」の先に生まれた舞台を、
今度はぜひ、観客のみなさまに体験していただければと思います。
本屋の中に立ち現れる、「江戸川乱歩の世界」
ここでしか観ることのできない、
文劇プロジェクト版
『D坂の殺人事件』
いよいよ、公演です。
2026年10月29日(木)19:30〜
天狼院カフェSHIBUYAにて。
どなた様も、ぜひお越しくださいませ!
講師プロフィール
脚本家・演出家・俳優 2002年に劇団ぎゃ。を旗揚げ。2014年解散まですべての作品の脚本と演出を手がけ、2014年以降はフリーランスとなり、放送局主催イベントや文化施設主催公演の演出など幅広く活動している。(主な脚本・演出作品) ・NHK福岡放送局主催「古代エジプトファッションショー」ショー構成・演出 、アクロス福岡主催「 アクロス円形工房vol.17 Le Carnaval des Animaux~動物の謝肉祭~」脚本・演出(主な出演歴) ギンギラ太陽’s 2011~2015年までほぼすべての作品に出演、 劇団あんみつ姫 1ヶ月ゲスト出演、まどかぴあ舞台創造プログラムプロデュース公演「浮足町アンダーグラウンド」出演(受賞歴) E-1グランプリ2006 九州決勝大会 優勝 CoRich舞台芸術アワード!2007 第9位、福岡演劇フェスティバル FFAC企画 創作コンペティション『一つの戯曲からの創作をとおして語ろう!』Vol.1 観客賞