【9代目】天狼院秘本 頭が痛くなるほどに泣かされ、一日で1.25kg体重が減った本
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【9代目】天狼院秘本 頭が痛くなるほどに泣かされ、一日で1.25kg体重が減った本

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頭痛が痛い。
そう、頭痛が痛いと書いてしまうほどに、頭痛が痛い。
原因は分かっている。

お風呂場で大分、水分を失ってしまったからだ。

とんでもない本を風呂に持ち込んでしまった。
いや、予感はあった。
本というものは不思議なもので、いい本は出合った瞬間にそれとわかり、手に取れば、それが確信に変わる。
そんな本だった。

そして、この本に散々に泣かされた。
お陰でこの頭痛だ。
長時間、風呂から出られずに泣き続けてしまったので、風呂から上がって測ってみると昨日から1.25Kg、体重も減っていた。

水分をたっぷりとったんで、今は落ち着いては来ている。
ただ、あの本の内容を思い返すと、だめである、また泣けてくる。
一度、読むともう引きつけられて、本を身から離せなくなる。続きが読みたくて仕方がなくなる。
頭痛は途中から始まっていたが、最後まで読むまで風呂から出られなかった。

名作である。

そして、必ず映画化されて、多くの人を泣かせる作品になると思う。

その作家の書く小説は、元々、好きだった。
あるいは、20作以上は読んできているかもしれない。

おそらく、作家名を聞くと、多くの人は知っているだろう。
多くの人は、彼の作品を読んだことがあるだろう。

もう、その人の作品はいいやと思う人もいるかもしれない。
何を今更、と思う人がいてもおかしくない。

ただ、いい感じで脱力した、こういう傑作を今なお繰り出してくるのか、と半ば呆然とする思いがする。のぼせたからではない。
作家という生き物を、怖く思うのだ。

あれほどの成功をこれまで収めてきて、今なお、こんな傑作を世に放つのかと。

こういう本に出合うために、人は本を読むのかもしれないと思う。

僕だけではなく、この感動を多くの人と一緒に味わいたいと思う。

それなので、この本を、9代目天狼院秘本とすることに決めました。

3年1ヶ月ぶりの、9代目天狼院秘本の誕生です。

今回も天狼院秘本は、以下の条件を承諾いただける方にのみお譲りいたします。

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