いつもありがとうございます。天狼院書店の山本です。
デザインのセンスは、限られた人だけが、元から持っているものだと思っていませんか?
まずは、こちらをご覧ください。
壁一面に敷き詰められた、圧倒的な資料の数!!!
日本のみならず、海外のものまで、デザインに関するあらゆる資料がこれでもかと並んでいます……。
実はこちら、デザイナーとして、第一線で活躍されている加藤京子さんの本棚。
しかもこの一角は、お持ちの資料や本のほんの一部です!
この本棚の持ち主、加藤京子さんは、本講座「デザイン感覚51の鉄則」講座の講師であり、誰もが名前を知る雑誌を数々デザインされ、第一線で今も活躍されていらっしゃいます。
1989年から、高島屋グループ広告代理店のATAにて、高島屋の広告を制作を担当、
1997年から、デザイン事務所 CAP に所属。
CAPは『BRUTUS』など、誰もが知る雑誌を手掛けるデザイン事務所であり、
加藤さんは、雑誌『GQjapan』『FLASH』『Olive』『REALSIMPLE』『Tokion』といった
名だたる雑誌のチーフデザイナーを務められました。
そして、2007年に、デザイン事務所 Sidekick を設立。
雑誌『REALSIMPLE』『Tokion』『The Parkhouse』『POPEYE』
『The SMAP Magazine』などのアートディレクションをはじめ、
雑誌、書籍、カタログのデザインを、現役でされている、プロ中のプロのデザイナーでいらっしゃいます。
加藤さんが実際に担当されたデザインが、こちらです!!!
これだけのご活躍をされているのは、元からデザインセンスをお持ちだったからなのではないか?
と思うかもしれません。
ですが、加藤さんは、こうおっしゃいます。
生まれつき「センス」がいいということはなく、
「センス」は、後天的に磨くことが可能だと。
実は、加藤さんがこれだけの実績を上げられていらっしゃるのは、
本棚をご覧になれば分かる通り、
圧倒的なインプットと、アウトプットを積み重ね、努力のもと、鍛錬されてきたからなのです。
デザインの感覚、センスにコンプレックスがあったり、
デザインに憧れの想いを持っている方、
また、デザインは限られた人だけのものなのでは? と思っている方へ。
デザインを身近に感じて欲しい、という想いで、
今回、加藤さんに、このゼミにご登壇いただくことになりました!!!
業界の最前線で、長年かけてインプットされてきた圧倒的な知識量を、
51の項目にまとめ、3ヶ月に凝縮し、
デザインのセンスは後天的に身につけられると感じていただけるカリキュラムになっています!
■カリキュラム
◆第1講:デザインとは何か?《通信/2022年7月2日(土)17:00〜18:30》
・デザインの歴史~エディトリアルデザインで考えるデザイナーの立ち位置
・デザイナーとは~デザイナーになりたいのかデザインがしたいのか?
・どうしたらセンスを意識できる?
・自分の「好き」を意識する~デザイナーになったら自分の「好き」は隠さない
・デザインで殴りかえせ~ 修正ではない、最新が「最善」である意識
◆第2講:エディトリアルデザイナーの「色」の鉄則《通信/2022年7月16日(土)17:00〜18:30》
・ココシャネルで学ぶ黒についてーファッションと色彩
・デザインの中の色彩~ Appleの色
・アートの中の色~ ロココの薔薇色と青、ピカソの青の時代と薔薇色の時代
・音楽の中の色、カルチャーの中の色ー コールドプレイのイエロー、ローリーングストーンズのShe’s A Rainbow
・新しい色の意味~ LGBT pride flagとジェンダーレスカラー
【課題】自分の「オリジナルカラーチャート」をつくる
◆第3講:エディトリアルデザイナーの「文字・タイポグラフィ」の鉄則/講評《通信/2022年8月6日(土)17:00〜18:30》
・ローマの博物館で気が付いたフォント
・1960年代の楽譜の活字書体と最新のAdobeフォント
・日本の雑誌、海外の雑誌のフォントとデザイン
・欧文のヘッドライン、和文の見出しフォント
・サブスクフォント事情
・ローカライズの文字デザイン
◆第4講:エディトリアルデザイナーの「レイアウト・写真・ビジュアル」の鉄則《通信/2022年8月20日(土)17:00〜18:30》
・トリミングの力はデザインの力
・ホワイトスペース(余白)が最重要だけど無くてもいい
・色の調節の仕方(インスタグラムのフィルター、iPhone、フォトショップ、Windows)
・写真の寄りと引き~ 寄りたければまずは引け
・最良の1枚の選び方のコツ~ 写真の読み方
・「光」をとらえる~ 日本の陽の光と、海外の陽の光
・撮影立ち合いのコツ
◆第5講:コラージュの鉄則《通信/2022年9月3日(土)17:00〜18:30》
・デザインのインスピレーション
・資料の集め方と活用
・スクラップブックとコラージュ
・まずは手を動かすーでもデザインは考える
・コラージュは自分のためのデザインでいい
【課題】コラージュを作ってみよう
◆第6講:日常に「デザイン感覚」を落とし込む《総論》/講評《通信/2022年9月17日(土)17:00〜18:30》
・外に出て街を歩こう~ デザインの見方
・映画を見よう、音楽を聞こう、本を読もう~ 影響を受けるということ、自分のルーツを作る
・インプットとアウトプットのバランスを取る~ 自分のデザインの回路を開く
・日常的にデザインを意識しよう~ きれいは汚い、汚いはきれい
・3次元にデザイン思考が展開する人はアドバンテージを持っているので鍛えよう
・デザインを見て気持ち悪いと思ったら原因を探っていこう
・バットテイストもまたデザイン~ デザインにノイズを入れるとフックになる
・メタバースのデザイン
カリキュラムが本当にすごい……!
ぜひ、ご覧ください!
加藤さんが、数十年かけて努力し、経験する中で培われてきた
デザインの知識、コツ、鉄則。
本来は誰にも教えたくないはずです。
ただ今回は、3ヶ月という短期間で、長年の努力の蓄積を
惜しみなく教えていただけることになりました……!
歴史からトレンドまで、
そして各項ごとにテーマを設け、
「デザイン感覚」を身につけていただくための鉄則を学んでいただく構成です!
「デザイン」をリベラルアーツ的に学んでいただくだけではなく、ゼミ生には、【課題】にも取り組んでいただきます!
ご自身の「オリジナルカラーチャート」を作っていただき、自分の手持ちの「色」を見つけていただきます。
そして、最後には「コラージュ」を自由に作成し、ご提出いただきます!
コラージュ作成は、例えばご自身がブログを書く際に設定するバナーにも使えたり、
インスタなどのSNSで、文字や写真をオシャレに組み合わせるときにも使えます。
難しいソフトは必要ありません! 写真や文字を、自由に組み合わせられるのであれば、無料のアプリでも、パワポでもOKです。
重要なのは、「デザイン感覚」をもってレイアウトできるか、というところ!
この講座を聞いて、チャレンジしてきましょう。
そして! 【課題】には、なんと、加藤さんにフィードバックを頂戴することができるのです!
超貴重な機会でありますし、加藤さんの膨大な知識から来るアドバイスは、デザインに対する皆さんの「好き」の気持ちを、もっともっと刺激してくださいます。
ぜひ、こちらもお楽しみにされていてください!!
身近にデザインを感じれるようになり、
そして3ヶ月後、世界が変わって見えるようになることと思います。
もう、「センスがないから……」と諦めないでください。
デザインの感覚・センスは、後天的に磨くことが可能です。
このゼミの3ヶ月で、「デザイン感覚」を一緒に磨いていきましょう!!!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
実際、デザインってどうやるんだろ……?
センスなくても大丈夫なのかな……?
なんてお悩みの方に、サンプル動画とインタビュー動画を公開!
ぜひご参照してみてくださいね♪
▼デザインの過程をリアルタイム10倍速
▼「センスとは何か?」加藤先生自ら語っていただきました!
講師プロフィール
加藤京子(KYOKO KATO)
Sidekick 代表取締役。Head Coach / Art Director / Designer
1989年からATAにて高島屋の広告を制作。
1997年からCAPにて雑誌『GQjapan』『FLASH』『Olive』『REALSIMPLE』『Tokion』のチーフデザイナー。
ルイ・ヴィトンDM、村上隆GEISAIパンフレット、石川梨華写真集、篠山紀信写真集「人間関係」、LUNA SEA解散コンサート・パンフレット、書籍『Smile Food』などを制作。
2007年Sidekick設立。雑誌『REALSIMPLE』『Tokion』『The Parkhouse』『POPEYE』『The SMAP Magazine』『仮面ライダー the40th コレクション』などのアートディレクション。
雑誌、書籍、カタログ、iPhone/iPadのアプリのデザインなどを中心に活動。