皆さま、こんにちは。天狼院書店の川端です。
自分で企画書を提出しておいて何なのですが、こんな企画が通ってしまうとは思いませんでした。
現在、WEB READING LIFEで『こじらせ女子図鑑』というシリーズを連載しています。正直に申し上げますと、この企画はおもしろ半分、悪ふざけ半分で提出した、関西人の悪いところを全面に出して考えた企画なのです。
彼氏を作ろうと、普通に出会って普通に恋愛をしているはずなのですが、なぜかうまくいかぬことが多く、失敗談ばかり増えていく。仕方ないから笑いのネタとして、友人や会社の先輩に笑ってもらって昇華させているのですが、もれなく言われるのが「こじらせてるなー」の一言。
え、私、こじらせてんの?
まったく自覚はなかったのですが、その積み重ねで、私は自分自身が「こじらせ女子」であることを徐々に認識していきました。
そしてある日行った美容院で、いつも担当してくれている美容師さんの恋愛話を聞いているうちに、彼女が「好きがわからない。好きってなんなの?」と言い出した。
これは私の持論なのだが、「好きがわからない」だとか「好きってどういうこと?」とか、そういう類のワードが出てしまった時点で、その人は立派な「こじらせ女子」なのです。私は美容師さんに「こじらせてますね」と、こじらせ女子認定をしてあげました。
その時に、ふと思ったのです。この世には、きっといろんなタイプの、いろんな年代の、いろんな「こじらせ女子」が蔓延っているのではないか? と。そのこじらせ女子たちを、まるでポケモン図鑑のように収集していって、ファイリングしたら、なんかめちゃくちゃ面白くて笑えるんじゃないか?
……という、本当に「笑えそう」という理由だけで企画しました。実際に、ニヤニヤ笑いながら企画書を書きました。でも、通過するとは思いませんでした。だって、悪ふざけだったから。
賛否両論あったものの、割とウケました。いや、ウケてしまいました。なんなら、各地で「私もこじらせてます!」という女子たちがたくさん出現したらしい。まじかよ。そんなにいるのかよ、こじらせ女子……!
それをいいことに、調子に乗った私は「こじらせ女子限定の読書会とか、そういうイベントも派生させて開催したい!」と言ってしまったのです。ええ、完全に調子に乗りました。でも、頭の中は開催したい派生イベントでいっぱいになりました。
そして、なんだか話がトントン進み、こうして告知文を書いております。
小説・漫画・エッセイ・ビジネス書などなど……なんでもOKです!
参加資格はただ1つ。
「こじらせ女子であること」、ただそれだけです。
「私、こじらせてます!」という方、ぜひご参加ください。
「私、こじらせてるのかな?」という方も、ぜひご参加ください。私が責任を持って、こじらせ女子に認定します。
会場は京都天狼院です。私も愛読書を用意して、京都会場から参加します!
そしてなんと、通信でもご参加可能にいたします!
週末の夜、こじらせ話で盛り上がりましょう!
全国のこじらせ女子の皆さまとお会いできるのを、楽しみにしております!