◯動画受講 インターネットが整った環境であればお好きな時間にお好きな場所で受講頂けます。
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天狼院書店店主の三浦でございます。
正直言うと、1度登壇を断られました。
業界でもプレミアムなデザイナー加藤京子さんは、今もそうですが、仕事の案件を抱えて多忙だったからです。
「プレミアム」と僕が称する所以は、加藤さんの会社の紹介を見ても明らかでしょう。
Sidekicker 代表取締役。Head Coach / Art Director / Designer
1989年からATAにて高島屋の広告を制作。
1997年からCAPにて雑誌『GQjapan』『FLASH』『Olive』『REALSIMPLE』『Tokion』のチーフデザイナー。
ルイ・ヴィトンDM、村上隆GEISAIパンフレット、石川梨華写真集、篠山紀信写真集「人間関係」、LUNA SEA解散コンサート・パンフレット、書籍『Smile Food』などを制作。
2007年Sidekick設立。雑誌『REALSIMPLE』『Tokion』『The Parkhouse』『POPEYE』『The SMAP Magazine』『仮面ライダー the40th コレクション』などのアートディレクション。
雑誌、書籍、カタログ、iPhone/iPadのアプリのデザインなどを中心に活動。
長年Photoshopを使いこなしており、初心者の方が迷いがちな、数ある機能の中でも「とくに便利な機能」「これだけ覚えておけばかなり使える!」という機能をピックアップして教えてくださいます。
ね? やばいでしょ?
けれども、この度、まさに「三顧の礼」の僕の登壇依頼に対して、快諾をいただきました。
それには、昨今のエディトリアル・デザインを取り巻く変化に対しての、加藤さんのこんな想いがあったからでした。
「このままでは、雑誌のデザインの担い手が減ってしまうと思うんですよ。以前まで、私たちエディトリアル・デザイナーのクリエイターとしての地位は、決して高いものではなくて、雑誌の編集部の片隅に机があって、下手をすると名前すら呼んでもらえることがなく、”割り付けさん”、”レイアウトさん”と呼ばれる存在でした。ところが、雑誌全盛の時代があって、その伸びとともに、エディトリアル・デザインの役割も重要視されるようになり、何世代にも渡ってクリエイティブなスキルが培われて来たんですよ」
それは、まるで伝統芸能ですね、と僕が言う。歌舞伎ももともと庶民の娯楽に過ぎなかったが、時を経て、今では世界が称賛するアートへと昇華されたーー
そう、と加藤さんは大きくうなずく。
「その伝統芸能の系譜が、今の状況で途切れようとしているんですよ」
「それはどういういことですか?」
「雑誌自体の休刊が続いて、採用も絞られていて、専門学校でもエディトリアル・デザインのクラスがなくなるような状況で。でも、雑誌の編集者やデザイナーは様々な分野、たとえばハイブランドのメディアを作ったりデザインを担ったりと活躍していて、そのクリエイティブなスキルは、これからの世の中でも必要とされると思うんですよね」
「それなのに、新しい担い手が、昔より育ちにくい環境になっているということですね――それは、もう、天狼院でやるしかないですね笑」
加藤さんは笑顔でうなずく。
「実は雑誌のデザインの基本って、ほとんど決められていて、この状況では1行に何文字入れるとか、この場合なら、Q数(文字の大きさ)はこれとかあるんですよ、あらゆる場面で」
「なるほど、鉄則があるんですか! 雑誌を作ることによって培われてきた、読者が読みやすい雑誌デザインの黄金律、いわば鉄則みたいなのがあるんですね!」
「ページネーションをどうするかを考えると、必然的な型に落ち着くんですよ」
「ページネーション?」
「あ、雑誌の読者が、雑誌全体をどうやったら読みやすいかを設計することね」
「なるほど、文章でいうとリーダビリティみたいなもんですね。ということは、加藤さんとか、第一線で活躍されているデザイナーさんは、その雑誌デザインの鉄則に従って、デザインしているということですか?」
ちょっと違うかも、と加藤さんは首を捻る。
「デザインって、実は、こうして三浦さんと話しているときもしているんですよ。今の書籍のデザインのあのページはどうすればいいかって、コア・プロセッサーが自動で動いていて。デザインをいつしているかと言われれば、いつもしていて、この前の本の装丁は、映画の『JOKER』のタイトルを見たとき、これをいつか使おうと考えてて」
「あ、あの本ですね! 大ヒットしてますよね! ということは、自由にデザインするために、雑誌デザインの鉄則で、ある程度クリエイティブな作業を効率化するってことですね!」
そう、と加藤さんは言う。
「まさに、そう! デザインには型があって、それは三浦さんがいうように、伝統芸能のように先人たちによって培われてきた技術で、それさえ知っていれば、プロとしてやっていくときに、大きな土台になる」
もし、そういった、いわば”デザイン・システム”を習得することができれば、デザインのクリエイティブに対して、かなりのアドバンテージを得ることになる。
「そこから先が、デザイナーとしての自分と色、ということになりますか・・・・・・。でも、加藤さん、それを教えてしまっていいんですか?」
「いやー、もう、エディトリアル・デザインの系譜が途絶えてしまうなら、もう知らない、全部教えてしまおうと思って笑。それで全部教えて、うちの事務所に入ってくる人が出てもいいかなと思っています。事務所に入ってきた子たちに教えることと一緒のことを教えるので」
「加藤さん! 僕も生徒として受けます!笑」
「今回、三浦さんのお誘いを受けようと思ったのは、天狼院ではすでに雑誌『READING LIFE』があるし、前とは状況が違っていて、私がInDesignで作業しているパソコン上の動きを受講生の方たちに見せることもできるようになったので、これだと教えられるなと思ったからなんですよ。そして、見開きのページなら、3ヶ月で作れるようになります、InDesignで。ちゃんと教えますんで」
「見開きのページが作れるようになれば、応用して、何でも作れるようになりますもんね!」
そう、と加藤さんはうなずく。
「そして、どうせなら、作れるようになった受講生の人たちで、上級クラスを作って、雑誌『READING LIFE』のデザインも実際にやってもらえるようになるといいですね」
「わかりました! 上級クラスも創りましょう! 本当に『READING LIFE』のデザインをやってくれるなら、もちろん、フィーも払いますよ。まあ、でも、まずはこの最初のクラスの3ヶ月で、雑誌のデザイン、エディトリアル・デザインのプロが培ってきた鉄則を習得するってことですね!」
「いずれ、その中からうちのデザイン事務所に入ってきてもらうと、本当に助かるんですけどね笑」
ということで、第一線で現役で活躍されている「プレミアム」なデザイナー加藤京子さんによる、「超」実戦・雑誌デザイン講座、いよいよ、始まります!!
僕も、今度はプロ級のエディトリアル・デザイナーになるべく、皆さんと一緒に本気で受講します!
秘密の鉄則、いくつか実際に教えてもらったんですが、目からウロコでした。
なんだよ、なんでこれを今まで誰も教えてくれなかったんだよ!!的な内容で、それはそうですよね、プロが食べていくための「秘伝のレシピ」みたいなものだったんで、これまでどこにも明かされていなかった。
でも、天狼院は、プロのクリエイティブ・スキルの解放運動をしてますので、この実戦講座を、専門学校よりも芸術系の大学よりも遥かに参加しやすい価格で提供いたします!
はい、1ヶ月¥22,000(税込)の3ヶ月です!!
なんと、ファイナルクラブの会員の方は、この半額です!!
専門学校や芸術系の大学の数分の1、下手をすると10分の1の価格です笑。
価格破壊、今回もやっちゃいます笑
この機会に、ぜひ、皆様、雑誌のデザイン、エディトリアル・デザインのスキルを身に着けましょう!
InDesignの使い方を習得しましょう!
はい、実はInDesignでできることは幅広く、名刺やWebページのバナーやチラシまで作れます!
Illustratorでできることの多くは、InDesignでできてしまうのです!
僕は、雑誌のデザインのほか、秘めフォトの写真集のデザイン、チラシやパンフレットのデザイン、本のデザインに応用しようと思います!!
どうぞよろしくお願いします。
以下、全6回の講座から1部抜粋した資料となります。
第1講
第2講
第3講
第4講
第5講
第6講