■究極の読書体験「インフィニティ∞リーディング」とは?
皆さんは、日々、どのような読書をしているでしょうか?
サイドラインを引き、付箋を貼り、ドッグイヤーをし、メモを書き込み、アクション・プランやレビューまで作成されている方もいらっしゃるかもしれません。
読書量が多い方ほど、独自の読書法を日々培ってきたのではないでしょうか。
そのご自身の読書法を保持した上で、現代ならではの手段で皆さんの読書を飛躍的に向上させられるとしたらどうでしょうか。
我々が提案する読書の手段の究極が、AI(Artificial Intelligence/人工知能)とCI(Collective Intelligence/集合知)のかけ合わせです。
読書の際に、ChatGPTなどの言語生成AIを駆使し、究極の家庭教師として使い、また、多くの参加者の方と同じ本と同じ時間を共有して、予測不能の”集合知”を発動させ、決して自分では到達できないレベルへと到達するーー
その究極の読書体験を「インフィニティ∞リーディング」と名づけました。
「インフィニティ」は英語の “infinity” から来ており、無限大、または限りない広がりや可能性を表す言葉です。数学では、大きさや数が限界なく大きくなることを示す記号(∞)で表されます。哲学や一般的な用途では、終わりがないこと、無限の概念や時間、空間、可能性を意味する場合があります。
「インフィニティ∞リーディング」とは、読書と学びの可能性を無限大に広げることで、未だかつてない”究極の読書体験”を皆さんに提供することが目的です。
「読書をし続ける人は決して昨日の自分ではない」
それをぜひ、日々実感してみてください。
■「インフィニティ∞リーディング 〔TYPE P/超実践型〕」とは?
究極の読書体験「インフィニティ∞リーディング」の中でも主にビジネス書や実用書、健康・美容などに関する書籍を取り上げて、実際に実践(プラクティス)して、その本に書かれていることを実践検証するのが「TYPE P/超実践型」です。前身のイベント「プラクティス・リーディング・プロジェクト/超実践型読書会」時代から毎月多くの方に参加いただき、参加者全員で構築する予測不能の”集合知”を楽しむイベントとして方法論は確立しておりましたが、ChatGPTやGeminiなどの生成AIの急激な進化により、AIによるサポートも本格的に加えることになり、昇華されたリーディング・イベントになりました。
AIパイロットがこの会の最中にリアルタイムにサポートし、参加者の皆様のCI(Collective Intelligence/CI)と掛け合わせることによって、未知なる学びを得られる環境が整います。
ぜひ、あなたもこの知的体験を共有する一員となってください。
何気なく手に取った本だった。新書判なので厚くはなく、ベストセラーとなった『スマホ脳』や『運動脳』の作者なので、押さえおこうというくらいのつもりで読み始めた。
それなので、これほどの衝撃を受けるとは思ってもみなかった。
この本は、タイトルにあるように、メンタルについての脳の仕組みの話である。けれども、その実、この本は壮大なる幸福論について語った本なのである。幸福とはなんだろうかと、漠然と、あるいは具体的に誰もが考えたことがあるだろう。考えた末に結論が出る場合もあるが、ほとんどの場合、何となくの結論にとどまり、常に更新されていくものが幸福という概念ではないだろうか。けれども、本書で著者は、幸福についてこう論を展開する。
『幸福という感情は私たちにモチベーションを与え、次の目標に向かって努力させるという役割があります』
つまり、幸福を“ファンクション”として捉えているのだ。この考え方は、少なくとも僕にとって革命的な定義の書き換えだった。そして、それは怖いほどにすっと腑に落ちるものであった。
脳の一番大事な仕事は、その生命体を“生きのびさせること”であり、そのためなら脳は手段を選ばず、その一つが“幸福”というファンクションであると説く。
なんとシンプルかつ合理的な論だろうか。
不安のシステムも、万が一その生命体に甚大なる不利益が起き、“生きのびさせること”という大目的が失われるリスクが少しでも生じるのなら、それほど甚大なリスクでないとしても、念のためアラートを出すということだという。
人間の脳はすべて“生きのびさせること”という大目的を維持させるために手段を選ばないので、幸福な状態は、決して長続きすることはない。幸福な状態が長く続けば、人は動かなくなるからだ。考えなくなるからだ。また、甚大なるリスクを回避するために、過剰に不安を覚えるようにできている。
つまり人間は、およそあらゆる動物は、幸福は長続きせず、常に不安を感じて生きている、と言える。
極めてシンプルな結論で、ゆえにある意味、そのシンプルな結論を前に、我々は諦観せざるを得ない。
人間の脳はそういうものだと。だから、人生はそういうものなのだと。
この諦観を受け入れることによって、少なくとも僕は非常にすっきりとした。仏教における悟りの境地にも似た人生における究極の真理を、この薄くて非常に読みやすい本は、いとも簡単に示し、我々に小さな悟りを開くように導いてくれているように思える。
いつもありがとうございます。今回『メンタル脳』の「インフィニティ∞リーディング〔TYPE P/実践型〕」のグランドマスターをつとめる天狼院書店店主の三浦です。
上記レビューにもありますように、本作品は単なる脳の機能に関する本ではありません。幸福とは何かということを真剣に考える切っ掛けとなる1冊です。
ぜひ、皆様と一緒に、本作を深く、深く、そして拡張的に本の枠組みを超えて、考えていきたいと思っております。
僭越ながら、今回はグランドマスターとともにAIオペレーターもつとめます。
非常に面白く意義のある会にしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
『メンタル脳』をお読みいただいての参加が理想ではありますが、この会を体験してから読んでもいいかと思います。
それでは、当日お会いできることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いします。
プロフィール
1977年宮城県生まれ。
株式会社東京プライズエージェンシー代表取締役。天狼院書店店主。小説家・ライター・編集者。雑誌「READING LIFE」編集長。劇団天狼院主宰。プロカメラマン。2016年4月より大正大学表現学部非常勤講師。2017年11月、『殺し屋のマーケティング』、2021年3月、『1シート・マーケティング』(ポプラ社)を出版。
雑誌『週刊ダイヤモンド』、『日経ビジネス』にて書評コーナーを連載。2009年4月1日に、「株式会社東京プライズエージェンシー」を設立登記し、その後、編集協力や著者エージェント、版元営業のコンサルティング業等を経て、2013年9月26日に「READING LIFEの提供」をコンセプトにした次世代型書店(新刊書店)「天狼院書店」を東京池袋にオープン。今は全国に店舗とサービスを広げている。
雑誌『週刊ダイヤモンド』、『日経ビジネス』にて書評コーナーを連載。
【メディア出演】(一部抜粋)
NHK「おはよう日本」「あさイチ」、日本テレビ「モーニングバード」、BS11「ウィークリーニュースONZE」、ラジオ文化放送「くにまるジャパン」、テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」、フジテレビ「有吉くんの正直さんぽ」、J-WAVE、NHKラジオ、日経新聞、日経MJ、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、雑誌『BRUTUS』、雑誌『週刊文春』、雑誌『AERA』、雑誌『日経デザイン』、雑誌『致知』、日経雑誌『商業界』、雑誌『THE21』、雑誌『散歩の達人』など掲載多数。2016年6月には雑誌『AERA』の「現代の肖像」に登場。雑誌『週刊ダイヤモンド』『日経ビジネス』にて書評コーナーを連載。
【5月】
メンタル脳
アンデシュ・ハンセン
【6月】
最強脳のつくり方大全
ジェームズ・グッドウィン
【7月】
ユニクロ
柳井正と同志たち、
その悪戦苦闘の物語
杉本貴司
【8月】
センスの哲学
千葉雅也
【9月】
きみのお金は誰のため
田内学
【10月】
脳と身体を最適化せよ
「明晰な頭脳」「疲れない肉体」「不老長寿」を実現する科学的健康法
モリー・マルーフ
〈天狼院読書クラブ〉
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