いつもありがとうございます。
天狼院書店スタッフの平野です。
天狼院書店がライティング・ゼミを始めて、早いもので9年が経ちました。
その前身であるライティング・ラボから数えると、10年となります。
その間、11,000名様以上の方が受講しました。
「ライティング・ゼミ」の創始者である天狼院店主の三浦は大層喜んでいるかというと、そうでもないようで、複雑な想いを抱いているようです。
これほどまでに多くの方が参加することになるのなら、長年ライティングをしてきた中で苦労して培った技術を教えなければよかったと、たまにため息を吐いています。
ただ文章にちょっとしたコンプレックスを持っている人から、もっと文章を読まれたい人、プロの方、著者の皆様、大学や高校の国語の先生まで受けているのですが、これだけの人が受けているのは、言うまでもなく、好評だったからです。
口コミでも広がったからです。人が人を呼んだからです。
たしかに、マーケティング的側面で言えば、成功とも言えるでしょう。
お客様のためになったということでしょう。
しかし、役に立った、本当に人生が変わった、売上が伸びた、と絶賛の声を聞くたびに、一方で三浦は憂鬱そうにしています。
ああ、教えなければよかったと、経営者ではなく、一人のクリエイターとしての三浦にとっては、やはり面白くないのです。
苦労して編み出した手法なのに。見つけた法則なのに。
そんな風に気にしている三浦は、ABCユニットやサービスのスタンスなどを講義で熱演する一方で、正直言うと、
「まあ、ここまでは教えるけれども、奥義は教えてないからいいか」
と内心、安心しているそうです。
そうです、奥義の部分は、なお胸中に秘めていたのです。
実は、ABCユニットやリーダビリティには、さらなる秘密があります。
シンプルゆえに、実に奥が深いのです。
その奥義の部分に関しては、実は今まで語っていなかったのです。
今までの上級コースでも、もっと実践的にどう読者メリットを構築して企画化していくか、感受性や執筆環境、企画立案など本当に実践的な部分に焦点をあてていますが、ABCユニットやリーダビリティの奥義については触れていません。
奥義の部分は、天狼院のスタッフなど、一部の限られた人にしか明かしていませんでした。
なぜって、クリエイターとしての優位性を保つためです。
ところが、今回開講する「新・ライターズ倶楽部」で、それを明かすことが決定しました。
なぜ?
と思う人が多いでしょう。隠して優位性を保つほうがいいのではないか、と。
はじめは三浦も、そう考えていました。天狼院内だけで保っていた方が、優位性を保てると。
しかし、一方で、はたしてそうかとも思ったそうです。
すべてを明らかにし、奥義を共有した上で、用意ドン、で一斉に皆さんと一緒に高みを目指したほうが天狼院全体が成長するのではないかと。
さらなる読者と出会う中で、さらなる奥義に出合うのではないかと。
そこには、未だかつて見たことのない、新しいクリエイターとしての自分がいるのではないかと。
本講座は、こうした貪欲な目的のもとに、有り体に言えば、クリエイターとして天狼院全体を成長させるために創る講座です。
つまり、本気モードの限界チャレンジの講座ということです。
それが結果的には、皆様へのメリットが絶大になると思っています。
さて、一緒にライティング・ゼミの奥に挑んでみませんか?
新しいクリエイターとしての自分に出会ってみませんか?
月の前半に行われる4講分の講義部分で、ライティング・ゼミの奥義の部分、特にABCユニット、リーダビリティ、サービス、即興のその先について詳しく明かして行こうと思います。
そしてその講義を元に、自分のライティング・スキルの限界にチャレンジしてみてください。
5,000字レベルの記事を、テーマに沿って毎週書いていただきます。
また、月の後半には、「ライティング・ラボ」を開催します。
「ライティング・ラボ」では、記事をピックアップし、講義内で詳細フィードバックを行います。
講師のみならず受講生の皆様にも、読者視点のフィードバックをしていただき、記事の改善点を探ります。
書き手のことを知らない「第三者」の視点を理解する、有益なトレーニングになるはずです。
さらに「企画会議」では、皆様の企画をプロの編集者が丁寧にチェックします。
毎月の「企画会議」を通して企画をブラッシュアップしていき、合格したものはWEB『READING LIFE』での連載権を獲得できます。
メディアでの連載経験は、ライターの仕事を獲得する上でも大きな実績になります。
ぜひ、連載を目指してください。
本講座を通じて、「自分史上最高の記事」を制作していただければと思います。
ただ、フィードバックの関係上、50名様限定です。
皆様のチャレンジをお待ちしております。
どうぞ、よろしくお願いします。
■課題
・週間READING LIFE(毎週日曜日締切/目安5,000文字)
ライターズ倶楽部では、WEB『READING LIFE』に、投稿チャレンジをしていただきます。
WEB『READING LIFE』の中の『週刊READING LIFE』は、週ごとにテーマと編集長が変わります。
*WEB『READING LIFE』はこちら
みなさまには、週ごとのテーマをその前週に発表します。その週の編集長からの依頼に沿った記事を投稿していただき、OKが出た記事は、実際にWEB『READING LIFE』に掲載となります。テーマは、週間テーマ(単発)、通年テーマ(定番)があり、そのうちのどのテーマから選んで書いていただいても構いません。
週刊編集長からは、掲載理由/不掲載理由をフィードバックいたします。
■公認ライター制度/グレード制
①人生を変える「ライティング・ゼミ」修了証
▼《試験合格 or メディアGP週間1位1回以上》
② ライターズ倶楽部入会
▼《メディアGP総合優勝 or 「READING LIFE編集会議」企画通過+メディアGP週間1位累積3回以上
③「READING LIFE公認ライター」としてWeb・雑誌「READING LIFE」デビュー
▼《メディアGP総合優勝3回以上+編集長承認 or 「READING LIFE公認ライター」の中で編集長が強く推薦する者》
④「天狼院公認ライター」としてエージェント契約
*外部から受注のライター案件を天狼院書店から依頼します。その際には規定の原稿料をお支払いします。