いやー、弱りました。出さなければ良かったとちょっと後悔すらしております。
最初は、本当に「誰にも絶対に教えないでね」と断って、天狼院のスタッフにだけひみつで教えていたのですが、まさか、こんなことになるとは苦笑。
実は、これほどまで効くとは、僕も思っていなかったんです。このライティングの極意を世に出してしまったのは、お客様とのちょっとした会話がきっかけだったんです。
「どうして、天狼院にはこうも文才がある子が集まってくるんだろう。川代さんもそうだし、なっちゃんも、京都の三宅さんも、海鈴ちゃんもみんな書ける」
お客様がいう記事の例が、これです。
この記事だけで7万PVのアクセスがありました。
いや、それは違うんですよ、と僕はそのときうっかり言ってしまったのです。
「実は、プロとして食べていけるライティングの極意というものがあって、それをスタッフにだけ教えているんですよ」
そう、僕は天狼院書店店主である前は、プロのライターとしての顔も持っていました。
いや、実は、今でも現役でプロのライターで、小説家です。
2017年11月、小説家として執筆した『殺し屋のマーケティング』がポプラ社さんから発売になりました。
発売3日で重版が決定、さらに1ヶ月も経たないうちに2度目の重版がかかりました。
また、先日4回目の重版がかかった『ストックビジネスの教科書』など、プロのライター(著者にインタビューをして内容をおよそ8〜10万字の本としてまとめる仕事)として書いている本が僕には十数冊あります。
僕の場合、編集学校や文学部でプロとして食べていくためのスキルを系統立てて習ったわけでなく、死ぬほど書いていく中で、いわば、戦場で本当に使える技を体得していくようにしてライティング・スキルを身につけて行きました。
なので、文学論的にどうだとか、起承転結、序破急がどうだというような複雑なものではなくて、あまりにシンプルな法則に落ち着いてしまった。あまりにシンプルゆえに、そのコツを教えてしまうと、多くの人が直ぐに「読まれる文章」を書けるようになってしまう。
元々素養があったこともありますが、スタッフだった川代紗生や三宅香帆は、この極意を教えた途端にヒット記事を連発するようになり、一記事あたり5万PVのアクセスを稼ぐメガヒットを何度か出すようになったのです。
僕のうっかり発言を聞くと、そのお客様の目がキラリと輝きました。
「それ、今度教えてくれませんか?」
それで、人数限定で初めて正式にライティング・ラボを開いてみると、25席で募集をかけたのが平日14時の告知開始だったにもかかわらず、なんと、2時間で全席ソールド・アウト! 満員御礼!
その後も留まるところをしらなかったので、慌てて駅前の大きな会議室を借りて、開催することになりました。
集まったのが、76名様。
僕は、満員になった部屋を見て、複雑な想いでいました。
できれば、教えたくない。
なんというか、これは、蕎麦屋で言えば、秘伝のタレのようなもので、洋食屋さんで言えば、秘伝のデミグラスソースのようなもの。
企業秘密と言ってもいい。それをたったの5,000円で教えるだなんて、もったいなさすぎる。
しかも、問題なのは、その極意は、あまりにシンプルで簡単すぎるので、筋がいい人は直ぐに書けるようになってしまう。こちらとしては、ライバルを増やすことになり、商売上がったりでございます。
でも、目を耀かせた76名の前に立った僕は、もういいや、と開き直ってしまいました。もう、全部、包み隠さず、教えてしまおう! で、やれるもんなら、やってみたらいいじゃないか! 半ば、ヤケクソです。
でも、やれちゃうんですね、この極意を使うと苦笑。まずは、その極意を忠実に使って受講生の西部さんが半信半疑でWeb天狼院書店に投稿した記事が、ハイパーバズを起こしました。
それが、この記事です。
結婚しても男が「イクメン」や「カジメン」に絶対になってはならない理由
Facebookの「いいね!」が実に6万6千超! もはや、桁違い。
ぶっちゃけますと、この1記事で、なんと、170万PV以上のアクセスがありました。1・7・0・万・P・Vです!
また、この極意を使ってスタッフの三宅が書いた記事が、はてなブックマークでホットエントリー!
上記画像のように、しばらく、トップページの一番左上にアップされていました。それが、この記事です。
その後も、はてなブックマークの月間ランキングにも入り、着々とブックマーク数をのばし、今は、なんと、はてなブックマークが「3848ユーザーズ」(2019年7月16日時点)!
しかも、驚くことに、2016年のはてなブックマークランキング年間2位にランクイン!! まさに、化け物級のヒットでした!
さらに、天狼院スタッフが書いたこの記事に、出版社から執筆依頼が来てしまったのです!
この本は、『人生を狂わせる名著50』として、2017年9月にライツ社さんから出版されました。
スタッフの川代も、ライティング力を活かしてカフェメニューの告知記事を書いたところ、それがバズって『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日/2021年2月)に取り上げられました。
しかも、最近では、プロの僕が、ABCユニットを教えた女子大生のスタッフたちに「天狼院メディアグランプリ」で勝てなくなってしまっている!!
3名くらい、勝てる気がしない教え子がいるんで、彼女らが書くときは、投稿を控えたりもするくらいです苦笑。
プロの僕がですよ?
プロの僕に勝てば、プロ級ってことですよ?
実際に、その中のひとり、京都天狼院の店長でもある山中を『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社/2015年)を作る際には助手にしたのですが、とんでもなく、書けるようになっているんですね!
編集までできるようになっている!
正直、彼女がいなければ、今回の作品のヒットはなかったと思うんです、ホントに。
しかも、ライティング・ゼミは、いつも多くのお客様がやってくる。書ける人が、ものすごい勢いで増えていくことになる。
*ゼミ開催時の様子
東京と福岡、京都と通信で、プロフェッショナル・コースも含めて月に約300名様が受講していることになります。(*現在までで延べ10,000名以上の方が受講しました)
実は、これを聞きつけて、日経新聞さんが取材に来たんです。日経新聞に取り上げられてしまいました。それで、またお客様が増えました。
日経新聞さんのみならず、ライティング・ゼミは、さまざまなメディアの取材を受けました。
*2015年2月4日『日経新聞』夕刊
*2017年11月25日『読売新聞』夕刊
*2016年10月27日TVQ九州放送『ルックアップふくおか』
さらには、天狼院ライティング・ゼミの極意を本にしませんかという依頼を、すでに7件頂いているんですが、これは今までお断りしておりました。だって、これ以上、ライバルを増やしたくない。
しかも、あまりに簡単な理論なので、本で拡散されるともはや、天狼院の優位性が崩れてしまう……なぞと苦悩していたある日のこと、「あれ、まてよ……」と、僕は思いました。
もう、徹底的に教えてしまったらいいんじゃないか? それで、書ける人を増やして、というか、プロになってもらって、僕がエージェントになればいいんじゃないか? そうだとすれば、書ける人が増えて、天狼院のWebにもアクセスが増えて、エージェントで印税収入も増えて……なぞと考えていると、スタッフにこう言われてしましました。
「三浦さん、なんか、悪いこと企んでいます?」
「え? なんで?」
「悪い顔してました笑」
やっぱり、わかるんだね苦笑。
ということで、僕は完璧に開き直りました!
もはや、徹底的に「読まれる文章」を書くスキルを教えてしまおうと覚悟を決めました!
そして、大手の版元さんのスペシャルな編集者さんからオファーを受けて、ついに、本にすることにも決めました。
これまで10,000人以上の方に受講していただく中で、講義の内容が急速に進化していっていることを、自分でも感じていました。
もう、去年との講義の内容は、濃さがまるで違っているんですね。
そのせいでしょうか。
今年のライティング・ゼミのクラスには、なんと、ベストセラー著者の方が2名!
そして、なんと、プロのライターとして大学で講座を持っている方も!
プロの編集者も!
実に、著書を持っている先生方が、8人も混ざっていました!苦笑
なんでも、業界内では、
「ライティングで困ったら、天狼院のライティング・ラボに行くと効くよ」
と、耳元で囁かれているのだとか。
パソコンにインテルが入っているように、著者にはライティング・ゼミが入ってるって感じです笑。
以前は、名古屋からわざわざその回のために新幹線で来られている方もいました。
これまで、受講生の皆様から続々と受賞の声などを頂いております。
ライティング・ラボ時代から福岡で受講して頂いた方は、大手新聞社の主催する短編小説の賞を受賞したそうです。
東京で受講されていた女性の方は、とある地ビールのエッセイ賞を受賞し、地ビール1年分(24缶が12ヶ月送られてくる)を副賞としてもらったそうです。
福岡で受講されている方は、ライティング・ゼミでやっているABCユニットを使って、はじめてライティングの仕事でお金をもらったそうです。
また、福岡で受講された方は、本の出版は決まっていて、1万字くらいのところで停滞していたけれども、このゼミを受講して1冊書き上げることができたそうです。
ライティング・ゼミを受けた著者の方が書いた本が、現在18万部のベストセラーになっています。
同じく著者の方の書いたWeb記事がYahoo!に飛んでバズを起こしたそうです。
通信で受講していた方が旦那さんの変わった人生を書いてコンクールに応募し、出版社からの出版が決まったそうです。
福岡で受講されている方が、ラジオドラマの脚本家としてデビューしました。
実に、効く。
正直、僕が想定していた以上に、効く。
ライティング・ラボからライティング・ゼミと経て、天狼院のライティング講座を延べ10,000名様以上が受講したことになりますが、講義は日々、進化しております。
お客様の進化に対応すべく、ライティング・ゼミの講座も進化を続けているのです。
ライティング・ゼミは、大人気の「天狼院のゼミ」の中でも根幹となります。
何をするにも、「自分を見つめ直す」「表現力・発信力を磨く」という過程において、ライティング能力が必要になるからです。
あらゆるゼミを受講するためには「ライティング・ゼミ」は欠かせません。
徹底して、書けるようにしたいと思います!
そのために、このような流れを用意しました。
「なるほどね、面白い話聞いたわ」の「聞きっぱなし」ということがないように、4種類にも及ぶワーク・ショップを用意しました。
そして、実際にアクセス平均月間60万PVのWeb天狼院書店へ「投稿チャレンジ」を、週1回、必ずしていただきます。実際に書いてもらって習得してもらいます。
また、全国どこからでも受講ができる「通信受講」が最強の充実度へとパワーアップしております!
《通信受講のポイント》
*毎回、講義を生中継! 店舗で受けるのと同じペースのスケジュールで、現地の熱そのままにリアルタイム受講ができる
*ワークショップでは、通信の人どうしで意見交換ができる。出た意見は、会場のスタッフが代わりに読み上げて発表
動画や音声でいつでも受講できます。また、理解が足りなかった回は、何度でも受講できます。
さらには、天狼院では、文章力や語彙、文体、編集力など補いたい分野は、関連するイベントで補えるようにしました。
書く仲間とコミュニケーションが取れるように、やり取りができるコミュニティも作ります。
もうこれでもかってくらいに至れり尽せりのライティング講座にしました!
これで、大丈夫ですよね!
プロのライターになってくれますね?
毎回進化しているライティング・ゼミですが、今回のパワーアップは半端じゃないです。
おそらく、各店舗すぐに満席になると思いますので、お早めにお申込みされることをオススメします。
皆様、ぜひ、ライターとして羽ばたいてください!
楽しみにしてます!